S7使用構築その2~オンバーン始動PT~【ポケモンUSUMシングルレート】
こんにちは皆さま!ラウです。
今回はS7の後半で使っていたPTの紹介をしたいと思います。前回のPTよりは使っていた時期が近いので、より詳しく書けると思います。
それではPT紹介です。
今回のPTも前回と同様、どうしても使ってみたい!というポケモンが1匹おり、そのポケモンを活躍させてあげられるようなPTを組んでみました。どのポケモンか分かりますか??(タイトルは見なかったことにして下さい…)
はい!オンバーンです!
猛威を振るうアーゴヨンやゲッコウガを抜ける絶妙な素早さを持ち、「おみとおし」という希少な特性を持つこのポケモンを面白そうだと思い、PTを作りました。ただし前回は使ってみたいと思ったポケモンをエースとして使用していたのに対し、今回は先発で敵PTを荒らす要員として使用しています。
コンセプト
このPTの戦術は単純です。オンバーン・グロス・マリルリ・ランドで相手を削り、スカーフテテフorバシャで全抜きを狙う、ただそれだけ。こんなに頭を使わないPTを作ったのは今回が初めてです。さらにフルアタ4体という超脳筋構築が、脳死プレイを加速させます。
それでは個体紹介に入ります。
個体紹介
1.カプ・テテフ@拘りスカーフ
控えめ サイコメイカー
サイコキネシス サイコショック ムーンフォース めざめるパワー炎
努力値:0-0-4-252-0-252
実数値:145-×-96-200-135-147
脳筋フルアタ枠その1であり抜きエース枠。このPTのためにようやくサンのテテフを捕獲しました。もちろんレートでの使用も初めてだったのですが強い。一貫を作れればサイキネを打っているだけで勝手に相手が倒れていくので、なんだか申し訳ない気分になったことが何度かありました。
技構成はサイキネムンフォ確定で残り2枠をコロコロ変えていました。調整は特にありませんが、A特化ミミッキュのシャドクロを低乱に出来るくらい、耐久に振ってもいいかもしれないと思いました。
A特化ミミッキュ → シャドクロ → B4振りテテフ … 乱1(37.5%)
A特化ミミッキュ → シャドクロ → H60振りテテフ … 乱1(6.2%)
(テテフってペパマリのビビアンに雰囲気似てません?)
陽気 クリアボディ→かたいツメ
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:155-197-170-×-131-178
脳筋フルアタ枠その2であり、オンバーンからの引き先枠。鋼タイプのポケモンはオンバーンとの補完が優秀です。PGLシーズン7のオンバーンと一緒に組んでいるポケモンを見ると上位10匹中6体が鋼タイプのポケモンとなっています。同じ鋼メガのルカリオ・ハッサムと迷いましたが、ルカリオはバシャーモと役割が被る、ハッサムはサイコフィールドと相性が悪いのではないかという理由でグロスを採用しています。今思うとPTに器用な立ち回りが出来るポケモンが少なかったので、ルカリオ・ハッサムの方が良かったのかもと思ってしまいます。
最初、雷パンチの枠を思念の頭突きにしており、サイコフィールドからの思念で超火力や!と調子に乗っていましたが、カグヤに完封されてから雷パンチに変えました(カグヤを押し切れるかは微妙ですが…)。しかし思念はミトムへの打点になるので一長一短だと思います。
(オンバーンの紹介がとても長いです)
3.オンバーン@ヒコウZ
臆病 お見通し
暴風 怒りの前歯 とんぼがえり 挑発
努力値:4-0-0-244-4-252(余り4)
実数値:161-81-100-148-101-192
本PTの主役!先発のスペシャリストです。暴風Zや前歯で削りに行ったり、とんぼで有利対面を作ったり、挑発で起点になるのを阻止したりと、何かと仕事の出来る子です。さらにお見通しによって相手の持ち物を盗み見出来ます。テテフやランドのように、持ち物によって対処を変えなければならないポケモンと対面出来た時はラッキーですね。
このオンバーン、最初はホノオZを持たせていました。鋼ポケモンを誘って放射Zで焼き○そうという魂胆であり、そのために鋼を誘うテテフを左上に配置していました。この作戦、鋼ポケモンを初手に誘うところまでは上手くいくのですが、「放射Zで倒す」という部分が上手く決まりませんでした。理由はオンバーンの火力の低さです。仮想敵であるグロス・カグヤ・ガルドをいずれもワンパン出来ません。さらにオンバーンはメガネ持ちが多いので、カグヤやガルドはいったん守る・キンシをして様子見をしてくることが多かったです。カグヤに守るでZをすかされそのまま3タテされたバトルは今でも覚えています。オンバーンでホノオZを使う場合は、ワンパン出来ない鋼ポケモンがいることを覚えておいた方が良さそうです。
技は上記の構成が良い感じでした。最終的に暴風Zになりましたが、柔らかめのポケモンに等倍で当てることが出来ればワンパン出来る程度の火力です。H極振りのマリルリを赤ゲージぐらいまで削れる火力だと言えば少しイメージしやすいでしょうか。あと怒りの前歯についてですが、抜群で放射を当てても半分くらいしか削れないので、汎用性の高い前歯を採用しました。テテフ・バシャ圏内に無理やり押し込めるので、なかなか便利でした。ビーストブースト勢とも相性が良さそうです。
最後に努力値についてですが、とんぼがえりするんだから余った4をAに振ればいいじゃん、と考える方がいるかもしれませんが、A下降補正のオンバーンはAに4振っても実数値が変わらないらしいです。4振りで実数値が変わらない場合があることを初めて知りました(苦笑)。
オンバーンの紹介がとても長くなってしまったのでここからは巻きでいきます!
4.マリルリ@こだわりハチマキ
意地っ張り 力持ち
努力値:252-252-0-0-4-0
実数値:207-112-100-×-101-70
脳筋フルアタ枠その3。削りも出来るし終盤のアクジェによる一掃も出来る裏エースポケモン、ハチマキマリルリさんです。この枠はもともとカミツルギでしたが、特殊の水技を受かるポケモンがいなかったのでマリルリになりました。以上!!
意地っ張り 加速
フレアドライブ 飛び膝蹴り 雷パンチ 守る
努力値:28-252-0-0-4-220(余り4)
実数値:159-233-100-×-101-148
全抜きエース枠。フレドラを連打してるだけで終わった試合は数知れず…、恐ろしいポケモンです。Sは1加速でスカーフテテフ抜き調整です。PT的に重い相手のトリルはバシャの守るで枯らしてました。以上!!
6.ランドロス@突撃チョッキ
意地っ張り 威嚇
地震 岩石封じ 叩き落とす とんぼがえり
努力値:212-28-4-0-172-92
実数値:191-185-111-×-122-123
脳筋フルアタ枠その4であり、最強のクッション。私は恥ずかしながら今までレートでランドを使用したことがなく、このPTのために放置していたオメガルビーのランドを捕獲してきました。今回はチョッキランドとして使ってみましたが噂通りの安定感でした、クセになりそうです。調整はHDがC特化テテフのサイキネ低乱2発、Sが準速ガッサ抜きです。
たまにオンバーンと同時選出して氷の超一貫を作ってしまい、あたふたしてしまうことがありました。
結果と感想
今回のPTはレート1600ぐらいからスタートしましたが、オンバーンをエースとして使おうとして悪戦苦闘しているうちに1550くらいまで落ちました。しかし先発サポート型として使い始めてからは安定し始め、順調に1650ぐらいまで勝ち上がったところでS7が終わりました。
このPT、相手が対面構築や起点作りからのエース!のような正統派(?)PTの場合は滅法強いのですが、ギミック系のPTがかなり苦手でした。PT内に連続技・音技・吠える吹き飛ばしを覚えているポケモンがいないので、身代わりを絡めた積み展開がとてもきつい。ビビヨンやポイヒガッサにボコられました。そしておそらくイーブイバトンや普通のバトンパもきつい。
しかし脳筋パは使っていてとても楽でした、何も考えずに勝ちたい時(?)にはオススメかもしれません。皆さんも高火力フルアタマシマシ脳筋パ、使ってみてはいかがでしょうか(あとオンバーンもね!)。
では今回のPT紹介はここまでです!次回は少し趣旨を変えてとあるネタパについて書きたいと思います。それでは!
2018/1/31 ラウ