元ポケモンレート勢のゲーム日記

ゲーム日記というかサブカル日記?

S13前半使用構築~毒まもみがエンニュートパ~【ポケモンUSUMシングルレート】

 こんみな!ラウです。
 今回はS13の前半で使用していたPTの紹介をしていきたいと思います。

 それでは早速PT紹介です。

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 今回紹介するPTは毒まもみがエンニュートを軸としたものとなります。エンニュートといえば、進化後ポケモンの中で唯一、特性「腐食」を持つポケモンです。私はこの腐食を利用してドヒデやカグヤなどの本来毒の入らない耐久ポケモンを毒殺したり、毒まもみがを使って突破手段のないポケモンを一方的にハメたいと思い、このPTを作りました。

 先に最高レートについて述べておきますが、本PTは1815でした。2期連続で1800を超えることが出来、嬉しいです。またピカブイが発売された直後ということもあって、戦士しか存在していなかったであろう環境で1800に乗れたので、そこも嬉しいポイントの一つです。

 それでは構築経緯です。


構築経緯

1.使いたかった毒まもみがエンニュートをPTの軸として決定。
2.エンニュートに飛んでくるであろう水・超・地技に対して安定した引き先となり、また補完の優れた並びであるバナカグヤを採用。
3.ここまでバシャ、リザ、ウルガなどの積む炎ポケモンがきついのでこれに強いタスキステロマンムーとマンダを採用。
4.最後に、未だ重いジャラランガアゴ・ゴーリなどを強引に止める呪いミミZミミッキュを採用してPTが完成した。
(また、出来るだけエンニュートのカモとなる鋼ポケモンを呼ぶようなメンバーを採用した。)

 では次に個体紹介です。


個体紹介

1.ボーマンダ@メガ石
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威嚇→スカイスキン 臆病
ハイパーボイス 身代わり 羽休め 毒々
努力値:148-0-4-124-12-220
実数値:189-×-101-146-102-162 → 189-×-151-156-112-184

 本PTの毒撒き三銃士の一人、毒羽マンダちゃん。仕事は主に3つ。
1.バシャグライ対策
2.ガルーラの誤魔化し
3.鋼呼び

 今回の構築はガルーラが非常に重かった。そこでガルーラ入りには必ずマンダを初手に投げて誤魔化していた。マンダと対面したガルーラは裏のマンダ受けに引くことが多かったので、交代読みで身代わりや毒を打って試合を有利に進めた。冷パン持ちのガルーラが全くおらず助かった。
 グライを音技で倒しつつ意表も突きたいということでハイボ身代わり羽休めが入り、受けポケモンで完全に止まるのが嫌だったため毒羽型となった。調整はどこか記事の物理毒羽マンダのAをCに移動しただけ。


2.マンムー@気合のタスキ
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厚い脂肪 陽気
地震 氷の礫 岩石封じ ステルスロック
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:185-182-100-×-81-145

 良い働きをしてくれた器用なポケモン。仕事は主に4つ。
1.タスキ持ちストッパー(リザ、ウルガアゴ、マンダ)
2.グライ抑制
3.電気の一貫切り
4.ステロ要員

 やはり地面・氷・岩の技範囲が素晴らしかった。一度だけ初手出しから3タテしたことがある。ただし最速にしていても全てのリザに上から殴られニトチャの起点にされたことから、対策されている空気を感じた。
 バナカグヤマンムーという選出をした時に、カグヤに飛んでくる電気技読みで無償降臨してステロを撒く動きが強かった。相手が回復手段のない選出をしていた場合、ステロを撒いてバナカグヤでくるくるするだけで勝手に相手だけ消耗していくので楽しかった。


3.フシギバナ@メガ石
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葉緑素→厚い脂肪 控えめ
ヘドロ爆弾 ギガドレイン 宿り木の種 光合成
努力値:252-0-4-100-148-4
実数値:187-×-104-146-139-101 → 187-×-144-170-159-101

 詰ませ性能の鬼。多くのポケモンを詰ませる様は圧巻であった。性格が控えめで調整も適当なのに多くのポケモンを止めて見せたので本当に強い()。
 バナの仕事は特殊受けとレヒレの選出抑制であった。レヒレは毒撒きエンニュートを使うにあたって最も出て来て欲しくない相手の一人である。だが、バナを入れたことで出て来なくなり助かった。また、その他の水ポケモンも抑制してくれたためエンニュートが通しやすくなった。毒撒きエンニュートと相性の良いポケモンである。
 技構成に関してはギガドレの枠でずっと悩んでいた。ギガドレだと身代わりガルドに何も出来なくなるが、ここをめざ炎にすると瞑想身代わりスイクンで詰む。一長一短である。

 ちなみに本PTの使用中、飛行Zゲッコウガに2回、超Zゲッコウガに1回遭遇した。明らかにバナが刺さっているPTにゲッコウガがいる場合は、一度カグヤに下げる動きをし、Zを確認後にバナとカグヤのどちらでゲッコウガの相手をするかを決めた方が良いかもしれない。


4.テッカグヤ@食べ残し
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ビーストブースト 呑気
ヘビーボンバー 火炎放射 宿り木の種 毒々
努力値:244-0-252-0-12-0
実数値:203-121-170-127-123-72

 普通の物理受けカグヤ。毒撒き三銃士の一角。
 マンダをカグヤで見る場合、毒がとても重要であると感じた。ヘビボ放射宿り木守るのカグヤではマンダに勝てないと思う。結果的に5~6回このカグヤと竜舞マンダの戦いになったが無敗に終わった。また、身代わりマンダが減ったため、カグヤでマンダに勝ちやすくなったと感じた。
 ところで、バナカグヤの構築記事を漁っていた時にゴツメカグヤにしている方を多く見かけた。残飯ですら体力管理が難しかったので、ゴツメで使える人はすごいなと思った。
 バナカグヤの安定感は素晴らしかったので、こちらを軸としたPTも作ってみたいと思った。


5.エンニュート@黒いヘドロ
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腐食 臆病
オーバーヒート 毒々 守る 身代わり
努力値:140-0-28-44-68-228
実数値:161-×-84-137-89-182

 本構築の軸、全てを毒殺する陰を制す陰。
悪を成敗する悪ということで必殺仕事人を彷彿とさせる。毒を使うので、一番近い仕事人は昔の経師屋だろうか(完全にブログ主の趣味の話である)。

 初手で有利対面を作り、相手の交代に合わせて身代わりを残せれば、対策の無いPTに対してはこの瞬間に勝ちが決まる。毒版のオニゴーリと言えばイメージがしやすいだろうか。しかし、これがあまり上手くは行くことはなかった。エンニュートが有利対面を作れるポケモンは鋼ポケモンや低火力高耐久ポケモンであり、後ろから出て来ることが多い。それに対してエンニュートは低耐久なため初手以外に投げづらく、なかなかかみ合わなかった。耐久ポケモンへの交代読みでエンニュートを投げるなどすれば有利対面が作れるが、エンニュートは大抵の技が致命傷になるのでリスキーである。よって選出誘導や交代読み、対面操作が重要となるポケモンであると感じた。

 技構成はコンセプトの毒々、守る、身代わりに加えてオバヒとなっている。オバヒにしないとエンニュートを舐め腐って突っ張ってくるグロスを一撃で倒すことが出来ず、地震や思念で狩られる。有利対面と勘違いしたグロスを分からせるため、絶対にオバヒを採用するべきである(強い怒り)。
 調整はHがヘドロ最高効率、Cがオバヒで耐久無振りグロスを確1、Sが最速ジャロ抜き、残りBD。

 ところで、とある仲間大会に参加した際に守るを金縛りにして毒みがしば型のエンニュートを使ってみたことがある。まもしばと比べて倒せるポケモンが変わって面白かったが、体力管理が難しくなったと感じた。

 最後にエンニュートが苦手なポケモンを挙げる。
1.ポイヒグライ
 まもみがで地震のPPを枯らせるので、岩封のないグライに負けることはないが泥試合になる気がする。
2.レヒレ
 ミストフィールド嫌。バナがいるから出て来なかったが。
3.アシレ
 アリアで死ぬ。
4.ツンデ・ヘラ
 ロクブラで死ぬ。
5.免疫カビ
 さっき †全てを毒殺する† とか書いた気がするがあれは嘘である。免疫に対しては何も出来ない。当たったことはないが完全に腐る。


6.ミミッキュミミッキュZ
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化けの皮 意地っ張り
じゃれつく 影打ち 剣の舞 呪い
努力値:244-132-132-0-0-0
実数値:161-139-117-×-125-116

 耐久にたくさん振ったストッパーミミッキュ
 アゴ、ジャラ、ゴーリ、バシャに加え、頑張ればリザも止められる。以上!!!


選出について

メジャーな構築に対する選出
・対マンダ軸 … エンニュートorマンムー+バナカグヤ
・対リザ軸  … マンムーマンダ+ミミッキュorカグヤ
・対グロス軸 … エンニュートバナカグヤ

 リザが見えたらバナカグヤを出さないようにしていた。


結果と感想

 最初に述べましたが、最高レートは1815でした。
 このPTの安定感は素晴らしく、最初に9連勝でスタートして一気に1652まで上がり、29勝9敗という好成績で1800まで登ることが出来ました。しかし上に行くほどしっかりとした崩しの手段を持つPTと当たるようになり、勝ちづらくなりました。変なZなどの地雷をくぐり抜けて上位に行く受け構築使いの方はすごいなぁと思いました。

 さて、今回のPTはそこそこ良い結果を残すことが出来たのと、QRレンタルPTを見たところあまり毒まもみがエンニュートの構築が無かったため、レンタルに出そうと思います!
 スペックが高く、また役割がはっきりしているポケモンが多いので、使いやすい構築だと思います!エンニュートを使ってみたい方は、ぜひこのPTを使ってみて下さいね!

3ds.pokemon-gl.com


 では最後に紹介しきれていなかったエンニュートの良い所を一つ紹介して終わろうと思います!
 ここで紹介するエンニュートの長所とはずばり、「厳選のしやすさ」です。というのもゲーム内で3V以上確定の主エンニュートがもらえるからですね(UM限定ですが)。「主は卵技がないじゃん」と思う方がいるかもしれませんが、エンニュートは有用な卵技が猫騙しくらいしかないので、配布個体でも十分戦えます!というか私自信が主エンニュートを使って戦っていました。
 配布個体でも十分戦えるエンニュートをぜひ使ってみて下さいね!それでは!