S7使用構築その1~メガゲンガーチラチーノ~【ポケモンUSUMシングルレート】
こんにちは皆さま!ラウと申す者です。
時期としては少し遅くなってしまいましたが、USUM最初のシーズン終了ということで、レート戦士の皆様はお疲れ様でした!
私は焦らず急がずのまったりプレイで1700あたりをウロウロしていました。今回はそのシーズン7の前半で使っていたPTの紹介となります。
今回紹介するPTはこちらになります。
こちらのPT、どうしても使ってみたい!と思っていたポケモンが一匹おり、そのポケモンを中心に構築したPTとなります。どのポケモンか分かりますか?
………。
はい!その通り!メガゲンガーです!
サンムーン時代から使ってみたいと思っていたんですよ、メガゲンガー。素晴らしく高いCとS、そしてかげふみという強力な特性に器用な技…。ということで、今回のPTはメガゲンを活躍させてあげられるように考えて作ったPTです(チラチーノではありませんよ…)。
何も考えずにヒガナを使ったトレーナーカードを作ったのですが、すごい煽ってる感じになってしまいました。決してチラチーノ主軸だと思った人を馬鹿にしているわけではないのでご理解下さい(笑)。
コンセプト
メガ以外のポケモンで相手を荒らし、メガゲン(メガバシャ)で詰めていくのが基本の戦術。序盤の削りは主にチラチーノ・カグヤ・カバで行う。またこの3体は全て状態異常技を持っているのでメガゲンの祟り目とも相性が良い。
メガゲン初心者なりにこのポケモンの苦手なポケモンを考えてみた結果、ミミッキュ・スカーフテテフ・バシャ・チョッキランド・デンキZコケコ・メガギャラあたりが苦手なのでは?と思い、それらのポケモンをケア出来るポケモンをPTに並べた(使用率上位のポケモン大体苦手じゃないか…?と思ってしまった)。
また、霊技の一貫を切るポケモンを探していた時に見つけた襷チラチーノを、なかなかメガゲンと相性が良いのでは?と思いPTメンバーへ。このポケモン、なかなかの対ミミッキュ性能を持っているのである。さらに速い奴(スカーフテテフなど)に対面してしまった時はとりあえず麻痺を撒くことで仕事が出来る。麻痺を撒いておけばメガゲンで処理出来るようになる。
個体紹介
1.ゲンガー@ゲンガナイト
臆病 呪われボディ→影踏み
祟り目 ヘドロ爆弾 鬼火 身代わり
努力値:236-0-0-20-0-252
実数値:165-×-100-193-115-200
PTの主役!型としては普通のHS鬼火祟り目ゲンガーです。祟り目ヘド爆は確定で、残りの2枠を鬼火、身代わり、催眠、気合玉あたりで永遠に悩んでいましたが結局答えが出ませんでした(笑)。
陽気 スキルリンク
タネマシンガン ロックブラスト 電磁波 アンコール
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:151-147-80-×-80-183
DL調整していないことに今気づきました(苦笑)。初手に出して相手を削るなり麻痺を撒いて機能停止させるなりするポケモン。サポート用として採用したのですが一度だけ3タテしたことがあります(ドヤァ)。
やはりロックブラストが怖いのか、初手で対面したリザ・ガモス・ボルトロスは逃げていきます。逆に猛烈に呼ぶのはゴツメランドやカバです、幸い接触技がないのでダイナミック自殺はせずに済みますがきつい。麻痺も撒けないですしね…。あとコケコ対面も嫌でした。ランドロスを吹き飛ばすためにアクアテールZにしようと考えたこともありましたが、火力が足りないため断念(それはそれで面白そうですが)。某実況者さんが最近の動画で印チラチーノを使っていましたが、印持ちならランドやカバに有利が取れるみたいです…。
ちなみにスキリンチラーミィのUSUMでの捕獲がかなり面倒でしたのでこれから捕獲しようとしている方は覚悟しておいた方が良いですよ…。連鎖を狙っていく際に、歌うやアンコールを打たれて満身創痍になりながら捕獲した覚えがあります。
3.テッカグヤ@食べ残し
慎重 ビーストブースト
ヘビーボンバー 宿り木の種 毒々 守る
努力値:244-28-220-0-4-12
実数値:203-125-151-×-134-83
サン時代にGTSのテッカグヤガチャで手に入れた慎重個体。UMでは捕まえ放題なので色々なカグヤを育成したいです。
仕事はメガゲン様が苦手なミミッキュ、テテフの選出の抑制及びそれらの受け。また祟り目火力アップのための毒撒きです。私はカグヤを初めて使ったのですが想像以上に硬かったですね…。HBDがバランス良く高いポケモンの安心感を味わいました。しかしこの技構成だとカミツルギに何も出来ません、放射が欲しい場面がしばしばありました。調整はテテフとミミッキュ意識だったと思います。
控えめ 激流
努力値:236-0-0-252-0-20
実数値:185-84-94-195-136-83
バシャやドランなどの炎ポケ対策として入れていたポケモン。アシレーヌもレートで使うのは初めてでしたがとても強かったです。夢特性もメガも解禁されていないのにこんなに強い御三家ポケモンは珍しいのでは??
調整の注目ポイントはSを少し多めに振っているくらい、20振ると60族やカグヤをほぼ抜けるので良い感じでした。技は眠り対策に寝言を入れていましたが一度も使いませんでした。しかし、かといって他の技が欲しかった場面も特にないので、これで良かった気がします。炎ポケモンに後出しすることが多かったのですが、草Zドランは許せませんね…(ちなみに私はS3で草Zバシャを使い大暴れしていました)。
5.カバルドン@オボンの実 砂起こし
慎重 砂起こし
地震 岩石封じ 欠伸 吹き飛ばし
努力値:252-0-4-0-252-0
実数値:215-132-139-×-136-67
安定と信頼のクッション、電気受け。最初はHB特化のカバを使ってましたが、PT的にめんどくさいコケコが草結びを持っていることが多かったのでHD特化に。しかしこれでもC252振りコケコの草結びで乱数2発なのでなかなか辛かったです(もうちょい痩せて)。私のPTの中で一番「このポケモン対策されてるな~…。」と感じたポケモンでした。
意地っ張り 加速
フレアドライブ 飛び膝蹴り 雷パンチ 剣の舞
努力値:156-0-0-0-236-116
実数値:175-198-100-×-130-135
なんの変哲もないただのHDバシャです。調整は某実況者さん(Aさん)の使っているものの丸パクリです、メガ時1加速で130族まで抜けます。最初はこの枠がリザXでしたが、呼ぶランドが嫌だったのとポリ2が重かったのでバシャに変更しました(ランドの選出は減りませんでしたが)。HBランドやABミミッキュが多く、このポケモンもよく対策されていると感じました。
感想
このPTはかなり安定した勝率で1700まで上がれたのですが、そこから伸び悩みました。コケコランドの並びに勝ちにくいこと、また先制技持ちがおらず相手の積みポケを止めづらいことが原因として挙げられます。コケコランドを考えると、カバに氷の牙を仕込むのも良かったかもしれません。
ところで使ってあげたかったメガゲンガー様についてですが、なかなか扱いが難しかったです。メガゲンの有利対面だと思える場面でも、火力が足りずに押し返されるということが結構あったので他のポケモンによる削りを厚くする立ち回りをした方が良かった気がしました。とはいえ単体としては優秀なポケモンなので、今後も使っていきたいと思いました。
S7前半小話
ちなみに1日だけチラチーノの枠を毒びしゲッコウガにして、毒びしからの祟り目で全抜きや!!という構築を使ってみました。5戦ほど戦ってみたのですが、1度も毒びしをしませんでした…。そうです、環境に浮いてるポケモンと鋼が多すぎるのです…(あとアゴ)。調べてみるとシングルレートの使用率上位30匹中、なんと半分の15体が毒びしを踏まないポケモンであることが分かりました(2018/1/29現在)。今毒びしパを使うのはかなり厳しそうだ…、と思い、静かにゲッコウガをチラチーノに戻しました。
今回の記事はここまでとなります、初めての構築記事でしたがいかがでしたでしょうか。自分はこんなに文字を書くことに慣れていなかったのでかなり苦労しました。記事の前半はテンションが高かったのですが、後半は完全に息切れしていますね(笑)。この量を書くことに慣れていきたいです。
次回はシーズン7の後半で使っていたPTを紹介したいと思います。ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
2018/1/29 ラウ