S11使用構築~バトンエースレジスチル~【ポケモンUSUMシングルレート】
こんにちは皆さま!ラウです。
今回は私がS11の前半に使用していたPTの紹介をしたいと思います。それではPT紹介です。
トレーナーカードのコメントにもありますが、今回の主役はレジスチルです!バシャの剣舞バトンでレジスチルを強化して無双することをPTの軸としています。
このPTは、「硬い奴の火力を上げて速くすれば無敵じゃね?」という単純な動機のもとに製作が始まりました。そしてそこで白羽の矢が立ったのでレジスチルです。硬さの権化であるレジスチルが敵をばったばったと倒していくことにロマンを感じない人がいるだろうか、いやいない。
それでは個体紹介です。
個体紹介
1.レジスチル@イワZ
意地っ張り クリアボディ
地震 岩雪崩 冷凍パンチ 雷パンチ
努力値:108-132-4-0-12-252
実数値:169-123-171-×-172-102
今回の主役であり、バトンエースその1。
多くの相手との殴り合いを制すため技範囲を広く取っており、そのため通りの悪いアイへは切っている。イワZにしているのは弱点を突いてくる炎タイプに厚くするためである。(レジスチルはなぜかエッジを覚えない。岩雪崩だと火力が足りないことがしばしば。)また、剣舞バトンをしても一部のポケモン(ポリ2、ナットレイ、テッカグヤなど)には殴り勝てない。馬鹿力Zにすれば倒せるポケモンが変わってくる。
そして地味にクリアボディが強い、ランドやマンダの威嚇を許さない。
調整はAがランク+1雷パンでH4振りメガギャラを高乱2発、BDがDL調整、Sは極振りだが、極振りにしないと3加速しても最速スカガブに抜かれるので準速推奨。
左上に配置しており、またこちらのPTには全抜きを狙える積みポケモンがたくさんいるため、相手からはステロ撒きに見える(はず)。そのため、初手にレジスチル読みのポケモンが出て来ることが多かった(リザやカバ、挑発持ちなど)。
先ほど述べたポリ2、ナット、カグヤなどの回復手段を持っている耐久ポケモン入りのPT以外には積極的に選出していった。ランドレヒレグロスの並びを3タテしたこともあり、選出する試合を見極められればトップメタのポケモンに打ち勝てるバトンエースであると感じた。
2.ギャラドス@メガ石
陽気 威嚇 → 型破り
滝登り 噛み砕く 地震 竜の舞
努力値:52-252-4-0-4-196
実数値:177-177-100-×-121-138 → 177-207-130-×-151-138
バトンエースその2。
地面の通りを悪くするためとミミッキュに少し強いので使用していたギャラ。某VTuberの影響か雨パと当たる機会が多かった気がするが、その際は必ず選出し、雨にただ乗りして敵を破壊していた。
3.バシャーモ@メガ石
腕白 加速
守る 剣の舞 バトンタッチ フレアドライブ
努力値:252-0-28-0-0-228
実数値:187-140-103-×-90-129 → 187-180-114-×-100-149
選出率100%、ということは今回の本当の主役…?
調整はSがメガ時に準速ミミッキュ抜き、1加速で準速スカーフテテフも抜けるので96族抜き調整はなかなか良かったと思う。
4.カプ・テテフ@気合のタスキ
控えめ サイコメイカー
サイコキネシス ムーンフォース 自然の怒り 挑発
努力値:44-0-0-212-0-252
実数値:151-×-95-194-135-147
バシャの起点である鋼ホイホイポケモン。
テテフで電磁波を撒いてバシャで身代わりを絡めて積む作戦を考えたが、テテフが電磁波を覚えないと聞いて椅子から転げ落ちた(10万とか雷は打てるのに)。話が少しずれるが、トリックを覚えない点もよく分からない(愚痴)。
この型だとラッキーに負担をかけられるので、Hを地球投げ意識で実数値151にしている。受けループとは一度もマッチングしなかった。
5.ボルトロス@ラムの実
控えめ 蓄電
10万ボルト 目覚めるパワー(氷) 気合玉 悪巧み
努力値:212-0-4-132-60-100
実数値:181-×-91-200-108-134
バトンエースその3。
欠伸ループを抜けられないPTなので持ち物はラム。そしてバシャ以外にナットに勝てるポケモンがいないので気合玉を搭載している。またPT的にマンダが重いので、マンダ入りのPTに対してはほぼ選出していた。このポケモンの抜き性能は素晴らしかった。
調整はHBがランク+1陽気メガギャラの滝低乱1発、Cがめざ氷でH4振りメガマンダ高乱1発、Sが1加速で130族抜き。
6.ミミッキュ@ミミッキュZ
意地っ張り 化けの皮
じゃれつく シャドークロー 影打ち 剣の舞
努力値:100-128-252-0-4-28
実数値:143-138-132-×-126-120
バトンエースその4。
アーゴヨン、バシャーモが重いのでミミッキュZのABミミッキュ。ストッパーとして採用したがバトンエースとしてもなかなか強かった。化けの皮を盾になんでも1発耐えて降臨できるのは安心感があった。
(余談)
水地面(特に天然ヌオー)が重すぎたので、一時はギャラの枠をポイヒガッサにしていました。初めてポイヒガッサを使いましたが、相手のPTによっては簡単に完封することが出来てとても楽しかったです。ポイヒガッサ採用により同時に欠伸ループも対策することが出来るので、ガッサ採用の方が良かったかもしれません。しかし、欠伸ループ筆頭のカバが大体ガッサの苦手なリザマンダと組んでいるので、欠伸ループをポイヒガッサのみで対策するのは不十分であると感じました。
基本選出
刺さりの良いバトンエースを出すだけ!単純!
結果と感想
今回のPTの最高レートは1655でした。まずまずです。
余談ですが、シーズン11の最中、一時的にPGLのレジスチルの持ち物ランキングにイワZがランクインしていて嬉しかったです(今はもうランキング外です)。イワZレジスチルなんて使っている人は私以外にいないと思うので、私の成果であると信じたいです。このように自分の使っている変な型や持ち物がランキングに反映されるのは、マイナーポケモンを使った時の楽しみの一つであると思います。
さて、レジスチルをバトンエースとして使用した感想ですが、これに関しては
「火力が足りない…。」
この一言に尽きます。剣舞バトンをしてレジスチルを降臨させても相手をワンパン出来ません。しかし、ワンパン出来ない点は大した問題ではないのです。こちらにはBD種族値150という驚異的な耐久があり、殴り合いを制すことが出来るからです。しかし、火力が上がっているにも関わらず、多くの耐久ポケモンを倒しきれない点が問題です。耐久ポケに完封され、何度も悲しくなりました。
では、ここから差別化について書いていきます。バトンパの記事を読んでいると、よくカグヤをバトンエースとして採用しているPTが存在します。カグヤはレジスチルと似ている点が多いので気になる相手ではありますが、これは技範囲の違いで差別化することが出来ます。レジスチルはカグヤと違って物理の電気技と氷技を打てるので、適材適所で両者のうちどちらかを選ぶと良いと思いました。
さて、私のレジスチルの技構成を見てみると、これと全く同じ技をレジスチルよりも高い火力で打つことが出来るメジャー鋼ポケモンがいます。はい、メタグロスです。正直なところ、メタグロスの方がバトンエースとして向いているのではないか?と使用中に思ってしまい、未だにその疑念が拭えません。
一応、レジスチルの方が「舐められている」、「起点作り要員としてのイメージが強い」という点から「奇襲を仕掛けやすい」、「バトンエースと思われにくい」というメリットがあると考えましたが、グロスの方が汎用性が高く、総合的に強い気がします。このレジスチル、メタグロス差別化問題について、有識者の方からの意見をお待ちしております(丸投げ)。
では、今回のPTに関してはここまでとなります。
話は変わりますが、今期の後半は自己流のサイクルPTを作って戦っていました。しかし、戦績がひどかったので記事には残しません。ですので、悲しいことですが今期のPT紹介はこれのみとなります(決して書くのが面倒になった訳ではありません)。
では、ここまで読んで頂きありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!それでは!